知らないと危険!遺品整理に潜む“持ち去り”リスクとは?

遺品整理の現場では、遺族も気づかないうちに金品や貴重品が「ネコババ(持ち去り)」されるという深刻なトラブルが発生しています。信頼して任せたはずの業者や、親族間でさえ起こりうるこの問題。大切な故人の遺品を守るためには、事前の準備と注意が不可欠です。本記事では、遺品整理におけるネコババ被害の実態と、トラブルを未然に防ぐための具体策をわかりやすく解説します。

もくじ

  • 遺品整理におけるネコババトラブルとは?

  • 遺品整理前の事前対策

  • ネコババを防ぐ具体的な方法

  • 万が一トラブルが発生した場合の対応

  • まとめ:安心・安全な遺品整理のために

遺品整理におけるネコババトラブルとは?

ネコババの定義と事例

遺品整理の現場では、思わぬトラブルが発生することがあります。その代表例が「ネコババ」、つまり他人の所有物をこっそり持ち去る行為です。遺品整理におけるネコババは、現金・貴金属・骨董品などが主な対象となります。

実際に、「遺品整理後に貴重品が見つからない」「金庫の中が空になっていた」といった事例も報告されています。これらは業者・親族問わず起こり得る問題です。

 

遺品整理でのトラブルの現実

遺品整理は、遺族にとって精神的にも体力的にも負担が大きい作業です。そのすきに、意図的あるいは無意識に遺品を持ち去られるケースもあります。親族同士のトラブルや、業者との金銭的な揉めごとも後を絶ちません。

「誰がどの遺品を持ち帰ったか不明」「価値のある物だけ先に抜き取られていた」といったケースが起きやすいのが現実です。

 

なぜネコババが発生するのか?

ネコババが発生する理由はさまざまですが、大きく分けて「欲望」「管理の不透明さ」「監視の不在」が挙げられます。遺品は故人の財産であり、本来は相続の対象となるべきものです。

しかし、明確なルールや監督者がいない状態で作業が進められると、つい出来心で持ち去ってしまう人も出てきます。特に、現金や宝石など、確認が困難なものは狙われやすいのです。


遺品整理前の事前対策

信頼できる業者選びのポイント

まずは、信頼できる遺品整理業者を選ぶことが最優先です。ホームページや口コミで実績を確認し、「遺品整理士」の資格保有者が在籍しているか損害保険に加入しているかなどもチェックしましょう。

不明点があれば事前に問い合わせ、丁寧に対応してくれるかも判断材料となります。

 

親族とのコミュニケーションの重要性

遺品整理を進める前には、必ず親族間での情報共有を行いましょう。「いつ、どこで、誰が、何を行うのか」を明確にしておくことで、後々のトラブルを回避できます。

LINEやグループチャットでのやり取りや、作業当日に同席者を決めておくのも有効です。

 

遺品リストの作成と保管方法

可能であれば、故人の遺品を一覧にした「遺品リスト」を作成しましょう。写真付きで記録しておくと、万が一の紛失や盗難時にも証拠になります。

クラウドやUSBメモリなど、複数の場所にデータを保管するのも安心です。

 

業者への見積もり依頼の際の注意点

業者に見積もりを依頼する際は、必ず複数社から取り寄せましょう。極端に安い価格を提示する業者には注意が必要です。

また、作業内容・範囲・回収物の明細などを文書で確認できるようにし、口頭のみのやり取りは避けてください。


ネコババを防ぐ具体的な方法

貴重品や現金の管理方法

金品や通帳、重要書類などは、遺品整理業者が入る前に別途保管しておくのが鉄則です。貸金庫や自宅の金庫、信頼できる家族に一時的に預けるなどの対策が有効です。

特にタンスの奥や本の間に現金が隠されている場合も多いため、事前に家族で捜索しておくと安心です。

 

不用品の処分と整理の効率的な進め方

「これはゴミ」「これは形見」といった判断を親族で事前にすり合わせておくことで、混乱を防げます。

また、不用品でもリサイクル価値がある場合もあるため、安易に処分せず、リユース業者と連携するのも選択肢のひとつです。

 

遺品整理士の活用と資格の重要性

「遺品整理士」という民間資格を持つスタッフは、法令遵守と倫理観に基づいて作業を行うため、ネコババなどのリスクを大幅に下げることができます。

遺品整理士認定協会に加盟している業者を選ぶことで、より安心して依頼できます。


万が一トラブルが発生した場合の対応

盗難被害の対応マニュアル

遺品が明らかに盗難にあったと判断できる場合は、まず警察に相談しましょう。物的証拠や写真、リストなどがあると捜査がスムーズです。

業者が関与していた可能性がある場合は、契約内容や立ち会いの記録も提出できるようにしておくとよいでしょう。

 

トラブルの報告と相談先

遺品整理業者とのトラブルは、消費生活センターや国民生活センターへの相談が可能です。また、遺品整理士認定協会に報告することもできます。

これらの第三者機関を活用することで、解決に向けた道が開かれることがあります。


まとめ:安心・安全な遺品整理のために

信頼の構築と記録の重要性

遺品整理は、一度きりの大切な時間です。その時間を安全に過ごすためには、「信頼関係の構築」と「記録を残す意識」が不可欠です。

写真やリストの作成、作業の録音など、目に見える形で記録を残すことで、トラブルの抑止力になります。

 

遺族に優しい遺品整理業者の選び方

単に料金が安いだけでなく、「誠実さ」「丁寧な説明」「第三者からの評価」が高い業者を選びましょう。

 

遺品整理は故人への最後の贈り物でもあります。心ある業者との出会いが、遺族にとっても心穏やかな時間をもたらしてくれるはずです。

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